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それでは、前回の続きです。

あなたがやっているのが、サッカー教室だとするなら

  • 約束した“毎週金曜”に必ずサッカー教室を開催する場所の費用
  • 礼儀を教えるなら、その講師の先生の講師料と年間契約書
  • 宿題を見るのなら、雨の日でも風の日でも宿題を行うことのできる机と椅子と教室の費用

などなど、これらを参加者が1人でも満員でも必ずやるということを約束しなければなりません。

その為には、場所を貸してくれる人へも、その借りるお金を貸してくれる人にも、もちろん参加するお客様にも明確な計画書を見せなければなりません。

「今月お金がピンチだし、まだ誰も入会してないからお休みしよう。」などというのは許されません。(実際にはそういう人いるけど)

そんなつもりでやっていたら絶対にうまくいきません。

あなたが、公共施設を利用するのであれば、法人格の有無も行政側は借用の判断にするでしょう。これもあなたが法律的にしっかりとした人なのかを見ている証拠です。毎月毎月足しげく予約しに通っていて、万が一誰かに先に予約されて教室ができなかったらどうしますか?契約違反ですよね。

その為に、年間契約を場所や講師とする為にも、そして自分の給料を確保する為にも借り入れが必要になります。

まぁそれだけと大した金額ではないです。私は借りるお金の額ではなく、事業の進め方的に借り入れをオススメしています。

教室を開校する前にパンフレットや用具を準備する、広告を出す、そして借りたお金に毎月利子がつく、これらを頭に入れながらビジネスをして欲しいのです。

毎月コートレンタル費用が10万円、講師の給料が60万円、広告費用に10万円、その他雑費10万円の合計90万で、毎週月〜金曜3種類のクラスで、最高300名まで受け入れられるとしましょう。あなたは月謝をいくらにしますか?

もちろん様々な回答があるでしょう。ただ何となくではいけません。3種類のクラスがあると言いましたが、例えば1〜2年生、3〜4年生、5〜6年生という3クラスがあったとして、毎年1〜2年生クラスは、4月の新年度当初100%クラスがいっぱいになることはありません。(もちろんウェイティングが出る様に頑張るのですが、最初はなかなか難しい)5〜6年生クラスも卒業前に人が減ります。(もちろんそうならないように努力しますが)こういった事を頭に入れながら、年間平均して何%くらいクラスに人がいるかを考えます。(これが最低限の目標になったり、損益分岐点になったりします)

そうやって考えた結果、例えば150名つまり50%は常にいるという想定をしたとします。この150名で90万円を支払いできるように考えます。

すると毎月の月謝は、6000円となります。(例えばですよ!40%でも30%でもそれになる理由があればいいのです!まずは予想を立てること!)

151名以上になれば、会社が儲かるし、149名以下になれば会社は赤字です。

まぁまぁこれもあくまでも簡単な理想論でしかありません。こんなの根拠じゃありません。

それでは、妄想で計画を立てていきましょう!

今度は、この150名が集まりそうだという根拠を見せなければなりません。

あなたは、毎月10万円の広告費を使う予定です。

この10万円を使って、どの様に150名集めますか?

いきなり、10万の広告を打って、150名集められる方法を知っているのならあなたは本当に天才だと思うので、もっとお金になるビジネスをオススメします。(笑)

僕みたいな凡人なら、本当に少しずつしか集められないと思います。

まずは、チラシの印刷と配布、そして無料体験会の人件費と場所代に10万円を使います。

地域によって相場が異なると思いますが、例えば2000枚配布して、10名が無料体験に来てくれて、うち5名が入会してくれたとします。

この月の広告の効果は5名(6000円×5名=30,000円)、10万円の広告を打ったので大赤字です(笑)

こんなもんかぁと無計画な事業なら辞めれます。でもあなたを信じた5名がいますので辞めるわけにはいきません。

4月が、5名(6000円×5名=30,000円)だったとします。

ここで一つ疑問が出て来ます。そもそも5名しかいないのに、経費の90万は本当に必要なのだろうか?(笑)

特に人件費の60万は本当に必要なんだろうか?あなたは、講師と話をして、まだ水曜日の5名しか集まっていないので、給料を12万(5分の1)にしようと考えました。(あくまでも妄想ですよ)そして、水曜以外コートは使わないので、キャンセルし水曜だけの2万円になりました。

妄想だと簡単にこんなことができますが、実際はこんなに簡単ではないので、事業を始めるときは計画的に。(笑)

 

一度整理します。

あなたは大幅な事業見直しをしました。まずは、水曜日だけ教室をして、30名集まれば徐々に別の曜日も増やすことにしました。

そうすると経費は以下の通りです。

  • 場所代→月〜金曜で10万円が水曜だけになったので、5分の1で2万円
  • 人件費→同じく月〜金曜で60万円が水曜だけになったので、5分の1で12万円
  • 月〜金曜で150名目標が水曜だけになったので、5分の1で30名

・・・とこんな感じです。

でもあなたは考えます。こんなちびちびやってたらいつ150名集められるのであろう?

そうなんで!個人で無計画で自己資金だけだったらそれでもいいし、やめればいいと思います。

そこで借り入れを考えます!

そうか!当初の経費予定90万から、人件費と場所代で56万も使わないなら、毎月90万は全体の経費で使うつもりで考えて、当初予定の広告費10万に加えて、浮いた分の56万も広告に使えばいいじゃん!!

あなたは66万、めんどくさいので、60万を広告に当てることにしました!

単純に6倍です。

4月が、10万円かけて5名(6000円×5名=30,000円)だったので、

5月は、60万円かけて30名集まりました!

水曜日満員になりました(絶対こんな簡単にはいきませんよ!)

そこで、金曜日も行います。

経費は以下の通り

  • 場所代→月〜金曜で10万円が水曜・金曜になったので、5分の2で4万円
  • 人件費→同じく月〜金曜で60万円が水曜・金曜になったので、5分の2で24万円
  • 月〜金曜で150名目標が水曜・金曜になったので、5分の2で60名

合計の48万円。当初90万経費の予定だったので、残りの42万円と広告費10万円合わせて52万円を広告費に使うことにしました。

めんどくさいので50万使うとします。単純に5倍です。

しかし、地域住民も同じチラシに飽きて来たのか、予定していた25名(10万で5名集まったので、50万で25名)ではなく、何と15名しか来ませんでした。

来月は、チラシの内容や配布エリアの見直しなども行いながら、同じ50万を広告に費やしました・・・。

長くなりましたが、というように、PDCA(Plan:計画、Do:実施、Check:検証、Action:改善し次のアクション)をイメージしながら計画を立てます。

もちろんこんなうまく行くことはないですが、この様にうまく広告効果が出なかった場合への対応も含めて計画しておくことが大切です。

先ほどのイメージだと、当初月〜金曜に教室をやる予定で90万の費用を感がていましたが、水曜だけの教室にも関わらず90万もの費用を使っています。しかも、あなたが初めの月に90万で得られた金額は、3万円です。これだとただのバカだと思われますよね。

それをしっかりとした計画で説明するのです。

非現実的ですが、90万円の12ヶ月分借りたとします。1080万円です。(利子はここでは複雑になるので書きませんが、必ずしっかりと頭に入れて考えてください!!!

先ほどの様なシュミレーションを行っていくと、

支出   収入  人数  収支合計

4月 90万   3万  5名   -87

5月 90万   21万  35名       -156(87-69)

6月 90万  30万   50名      -216(87-69-60)

・  ・    ・   ・    ・

・  ・    ・   ・    ・

・  ・    ・   ・    ・

3月  90万     90万  150名  約-387万

と例えば1年後、ようやく月の売り上げでトントンになったとします。

でも1年間かけて使ったマイナスが387万円あったとします。

このときは、広告に10万円しか掛けれません。ただ、広告のスキルも上がって来ているので、毎月平均して10名増えたとします。

2年目は表1の通りになります。

 

・・・とまぁこんなにトントン拍子でうまく行くことはないとしても、160名で続いていって、月に6万返済していっても6年ちょっとで完済です。(これは利子を入れてませんからね!!実際は利子もあります!!)

 

という感じです。でも6年で返済はちょっと長すぎるとか思ったら、6,500円に設定したり、もちろん経費を大幅に考え直すということも大切です。

 

この様に、ブログで書くことじゃないですが、何度も何度ももシュミレーションをして返済の根拠、そしてこのスクールが常に存在していける予算の確保を会員にお見せするのです。

 

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