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クラブの持つ資産を考える。

では、クラブのスポンサーになることにどんな効果があるのでしょうか?
なかなかCMや看板の効果を数字に出すことは難しいとされる広告業界ですが、クラブの持つ資産を活用させてもらうという観点で考えたら、あなたの商売の手助けになってくれるものがあるのではないでしょうか?

ファンクラブ・サポーター

Jリーグクラブでは、自分たちの客層がどれくらいの年齢なのか、どんな人と来るのか、どんな消費行動をするのかというデータを持っています。
特にファンクラブやサポーターの皆さんは、熱狂的なクラブの支援者です。彼らにこの商品を買ってクラブを応援しようと呼びかけるなども一つかも知れません。
実際、あるクラブのスポンサーをしていたお菓子の会社が業績悪化した際、クラブのファン・サポーターが購買運動をして、みんなでスポンサーを支えよう!というムーブメントを起こしたことがありました。
また、恋人とくる、家族連れでくる、など生活の一部として来場する方には、スタジアムの外での購買活動にアプローチすることで、商品を買ってもらうことができます。
最近ニュースになったのが、長崎のクラブのメインスポンサーであるジャパネットタカタが、お馴染みの「金利手数料はジャパネットが負担!」といううたい文句で、クラブのシーズンチケットを分割で販売しました!
これも一見、ジャパネットが何か大きなものを負担してくれている様に見えますが、もともとホームゲームは開催しなくてはならないもので、毎回集客するのが大変な作業。それをシーズンのチケットをまとめて買ってくれるならこんな美味しいことはありません。多少安くしても売りたい商品です。なので、本当に負担しているとしても、その金利手数料込みの値段で販売すればいいことなのです。
しかも、ジャパネットタカタにはサポーターたちの顧客情報が残ります。
私も過去に長崎のクラブを応援したくて、ジャパネットでカメラを買ったことがありますが、毎週その後ジャパネットからメールマガジンが配信されてきます。
これもまた上手なやり方でしょう。

参加させる権利

長くスポーツを応援している企業の代表格にコカコーラがあります。
コカコーラは、ドリンクを飲んで応募した方の中から、オリンピックの聖火ランナーに参加させるということをしています。これもうまく商品を買ってもらう方法ですよね?
また同じ様なものに、サッカーワールドカップのスポンサーのマクドナルドが、選手と手を繋いで入場するエスコートキッズを同様に募集しました。
この様に、試合にかかる何かに”参加させる権利”をクラブの資産と考え、そこの枠を買うというのも一つの方法かと思います。

イメージ戦略

サッカー日本代表のスポンサー”KIRIN”も長くスポンサーすることで、イメージを植え付けることに成功した企業と言えるだろう。
毎年ワールドカップ以外でも、日本代表の試合が何かしら行われており、その度にTV放送があり、CMではあの曲が流れます。そうあの曲です。
サッカーの代表戦は、Jリーグと比べ、近くで開催されているものというより、ワールドカップやアジア予選など、遠い外国で開催されることが多いので、自ずとTVで放送されるのを見る人が多くいます。
そのため、スポーツバーなどでも観戦しますが、やはり”家飲み”という形になります。
スーパーのビール売り場に、サッカー日本代表のブルーのノベルティがついた、キリンの六缶パックがあると、
「あっ!今日は代表戦か!よっし買って帰ろう!」
という思いになりますし、なんだかキリンビールを飲むことが日本代表を応援していることになる様な思いで飲む方も多いと思います。
普段はオリオンビールを飲む沖縄出身の私ですが、やはり代表戦はキリン、そしてチャンピオンズリーグは「ハイネケン」と飲み分けてしまいます。
このKIRINの場合は、サッカー日本代表を消費する(ここでは試合を観戦することをあえてこの様な言い方にします)国民の家での過ごす時間にうまくビールを販売したと思います。

 まとめ

この様に、クラブやチームがもつ、人や権利・時間という資産をスポンサードする条件で活用させてもらい、あなたの会社は業績UPを測るのです。
ただ残念ながら、この場合クラブに”資産”の概念がないことがあるのですが。。。

 

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